あのころ
スーパーで、久しぶりにママ友とばったり会った。 「あらー、どうしたの」と話していると、また一人、これも久々の再会になるママ友がやってきた。三人でおしゃべりに花が咲く。
すると目の前に、これまた数年はご無沙汰している知り合いが、ひょこんと現れた。 これらの面々は、子どもが小学校のとき、密に関わっていた人たちだ。
あのころのことが話題になる。時はたち、子どもたちはみんな成長したな~と。
家に帰って、ふと考える。一度にこれだけ、子どもが小学生だったころのメンバーとばったり再会するなんて、なにか不思議・・・・・・。
あんなこともあったな~なんて考えていると、いま作成中の子育てエッセイ本に入れる一文が浮かんだ。 さっそくパソコンを開けて、久々に文章を読み返し、手直しをする。
時間をかけて何度も何度も原稿を読み返し、手直しをしているのに、見るたびに直すところが出てくる。 文章は時とともに変化する生き物だから、本としてできあがるまではしょうがないのかもしれないけれど、直すところ多過ぎ。
これらの久々の再会は、もう一度、作成中の本に向き合うようにというメッセージなんだと受け取った。
夢を叶えるのって、すごくすごく時間がかる。 その時間が、私を成長させてくれる。